有料情報を自分の投資スキル向上に繋げる

投資はスキャルピングやデイトレードといった短期取引を除いて、情報の有無が成否を分けます。

しかし、企業の価値を計る情報である財務諸表は発表されますが、それを元に分析するには専門知識が求められ、一朝一夕で出来ることではありません。

そんなときに役に立つのが投資顧問などが配布している有料情報です。

有料情報は株式のレポートや推奨銘柄など投資のプロが分析した情報が記載されていて、入手すれば投資判断の大きな助けになります。

しかし、有料情報を読んでそのまま投資をするだけでは自分の投資スキルが向上しません。

その有料情報が配布されている間は利益を出すことが出来たとしても、情報を入手できなくなった途端に投資成績が急下降することになります。

そうならないためには、有料情報を使って自分の投資スキルを向上させることが大切です。

その方法としては、分析レポートや推奨銘柄の推奨理由を読んで、他の銘柄に適用してみることです。

株式銘柄の分析はかならず元となる情報があり、その情報を使って銘柄の今後の動きを予想しているのです。

例えば、財務諸表を分析した結果、純利益が上がっているものの営業利益が下がっていることから本業の調子が悪く、今後の業績は下がることが予想されるというレポートがあったとします。

そこで、自分でも分析レポートを参考に気になる企業の財務諸表を見て、純利益と営業利益の額を比較してみるのです。

するとその結果が新たな判断材料になり、投資の正確性を向上させることが出来るようになります。

有料情報はお金を払う価値があるのか分からないため利用していないという人が多いですが、自分では気付かなかった新しい視点を提供してくれるのです。

好決算だから上がるとは限らない

株の世界というのは難しいものであり、企業の決算が良かったからと言って株価は必ずしも上がるというわけではありません。

なぜ、そのようなことがあるのかというとひとつは好決算が予想される場合には、それを見越して相場が先に上昇をするので決算が発表されると材料出尽くしとなって株価が下がってしまうことになります。

相場の格言に噂で買って事実で売るという言葉があるように、株は将来に対する期待によって上昇をするところがありますから、事実が出てしまうとそれ以上期待する材料がなくなってしまいそこが天井となってしまうのです。

もうひとつのパターンとしては決算自体は悪く無いにも関わらず、市場の参加者が過度に期待をしすぎて株価が上昇していて決算が発表されると市場予想よりも悪い決算がマイナス材料となってしまうというものもあります。

決算の良し悪しというのは絶対的なものではなく、特に相場の世界であれば相対的なものでしかありません。

赤字であっても市場の参加者が予想していたよりも赤字幅が小さければそれは好決算ということになりますし、黒字であっても期待していたほどのプラスでなければ決算が悪いということになります。

決算が良いか悪いかはあくまでも市場の参加者の受け取り方次第であるため、数字だけ見れば悪いものではなくても市場の参加者を満足させることができる数字でなければ悪いということになってしまうのです。

そのため、決算で株を購入する時には市場の参加者がどの程度の数字を期待しているのかということを考慮した上で取引をしないと、好決算だったにも関わらず株価は下がってしまって天井づかみをしてしまったということになりかねないのでよく覚えておく必要があります。

急騰銘柄を見つける為の手法

株式投資において、急騰銘柄に注目するということも大切です。

株価が急騰するということはなんらかの好材料の発表などがあった場合も多く、その流れに乗るというのも一つの手法です。

ですが、常に多くの情報をチェックしてみるというのもなかなか大変な作業といえます。

銘柄なども多いため、自分が注目している銘柄の情報をチェックするだけでも定期的に行うとなると時間も取られます。

急騰銘柄を見つける為の手法としては、出来高などをチェックしてみるといいでしょう。

急騰するということは、売買が盛んに行われたということでもあります。

一気に上がるということは出来高も一気に増えるということでもあるため、急騰銘柄を見つけるということは出来高などをチェックしてみるといいでしょう。

ただし、急騰銘柄においての注意点としては、すでに株価が上がりきっている場合には、そこで株価が上がる、停滞するとは限らず、急落するという可能性もあります。

好材料の発表や情報があったとしても、株価が上がり続けるとは限りません。

極端な動きをした場合には、その逆の現象も起きやすいということも理解したうえで、買いなのかどうかを判断することは大切です。

株式投資において冷静な判断というものが重要になります。

そのため、急騰している状況に動揺してしまい冷静な判断が出来ない状況になると、その状態から急落した場合の損切りのタイミングを間違えてしまうこともあります。

基本的に、どのような状況であっても動揺を抑え、冷静に相場を判断していくことが最も重要なことです。

急騰銘柄の場合には、値動きが激しいという点からもあせらずに自分の判断をミスしないように落ち着いて対処するように心がけていきましょう。